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試食、試飲、お土産も!岡崎市カクキュー八丁味噌工場見学に行った感想

      2016/01/14

カクキュー八丁味噌

愛知県岡崎市に創業数百年という歴史を持つ味噌蔵が2つある。

 

そのひとつがカクキュー八丁味噌だ。なんでも戦国時代の桶狭間合戦がキッカケで作られた味噌蔵というから、非常に長い歴史を持っている

 

 

カクキュー八丁味噌公式サイト

 

桶狭間合戦が無ければ八丁味噌も無かった?! | 授業で教えてくれない戦国武将と歴史の話

 

さて、そんなカクキュー八丁味噌だが、一般人や団体向けに無料の工場見学を行っている。

 

名古屋市を含む愛知県では、大豆から作る豆味噌、つまり赤味噌が主流で、ほとんどの家庭が豆味噌の味噌汁を飲んでいる。

 

そんな豆味噌を数百年に渡って作り続けているのが、カクキューとまるや。

 

 

 

 

八帖村

なんでもかつて岡崎城より西へ八丁(約900m)のところにあった八帖村(はっちょうむら)で作られ始めたのでこの名前が付いたそうだが、豆味噌にもいろんな会社がある中、カクキューとまるやの2社以外、八丁味噌という名を名乗る事はできない。

 

つまり八丁味噌という味噌を製造できるのは、世界でもカクキューとまるやの2社だけなのだ。

 

その両方の会社とも工場見学を行っているが、今回はカクキュー八丁味噌の工場見学に行ってみた。

 

 

 

 

カクキュー八丁味噌工場見学その1

入口で受付を済ませると、土日祝日なら30分単位で専門のスタッフが案内してくれる。

 

 

 

 

カクキュー八丁味噌工場見学その2

実は私はこの工場見学は今回が初めてではなく、何度か行っている。

 

しかし毎回、参加者が多いのが特徴だ。

 

確かに普段何気に食べている豆味噌の歴史や作り方、あとトリビアみたいな豆知識など、学校でも教えてくれないし、興味があっても聞く人もいない。

 

そんな中。、工場見学に来れば、いろんなことがわかるものなのだ。

 

 

 

 

カクキュー八丁味噌工場見学の味噌蔵

実際に味噌を作っている味噌蔵にも案内してくれる。

 

ひとつの桶で味噌汁何杯分の味噌が仕込まれているのか説明を聞いたが忘れてしまった…

 

しかし味噌蔵に入った瞬間、濃厚な豆味噌の匂いが辺りを包み込み、独特の雰囲気を醸し出している。

 

 

 

 

味噌蔵の石

印象に残ったのは桶の上に積んである石。

 

おもりの石なのだが、これは職人による手摘みで、かつての城の石垣を積む時の積み方らしく、阪神淡路大震災の時、愛知県も揺れ他のだが、この味噌桶の石はもビクともしなかったそうだ。

 

 

 

 

かつての味噌作りのジオラマ

また江戸時代の味噌作りの様子を人形のジオラマで再現しており、これも詳しく説明してくれる。

 

当時は機械もなくすべてが人力。また空調もなく、建物を2階にすることで、発酵を工夫していたのだそうだ。

 

 

 

 

蜂須賀小六と豊臣秀吉の看板

そして旧国鉄の岡崎駅に掲示してあった看板。宮内省御用達という字がハッキリ目に入る。

 

余談だが、宮内省御用達ということで、ドラマ・天皇の料理版の秋山篤蔵のモデルとなった、宮内省大膳職司厨長(料理長)・秋山徳蔵がこの味噌蔵を訪れたこともあったそうだ。

 

また看板に子どもと歌舞伎の武者みたいな人物が描かれているが、子供は後に日本を統一する豊臣秀吉。武者はその家臣である蜂須賀小六なのだが、二人はカクキュー八丁味噌の近くにあった矢作橋(やhぎばし)で出合ったという伝説があり、看板にも描かれたとスタッフのお姉さんも言っていた。

 

しかし実際に矢作橋が架かったのは秀吉が亡くなった後だそうで、やはり伝説らしいのだが、こうして昔話の1シ-ンを再現してある事も微笑ましい。

 

 

 

 

試食のこんにゃく

さて、工場見学がひととおり終わると、試食と試飲がある。まずは田楽味噌の試食だ。茹でてあるこんにゃくに豆味噌のタレがかかっており、これを試食できる。

 

こんにゃくの薄味に味噌ダレの濃い味がマッチして、白いごはんが欲しくなるほど。

 

 

 

 

試飲の味噌汁

そして赤出し味噌汁の試飲。名古屋市を含む愛知県のほとんどの家庭で飲まれている豆味噌のみそ汁だが、味噌蔵が作る味噌汁ということで、ダシや味噌の濃さなど美味しい味噌汁を作る時の参考になった。

 

これもごはんが欲しくなったのは言うまでもない。

 

 

 

 

お土産用の八丁味噌

さらに大人の参加者1人につき1つもらえる試供品の赤出し味噌。味噌汁はもちろん、煮物、炒めものなど幅広く利用できる一品だ。

 

 

 

 

八丁味噌ソフト

そしてこれは有料なのだが、味噌蔵で販売していた八丁味噌ソフト。

 

味噌とソフトクリ-ムなんて合うのか?今日本位で買ってみた。食べるまで恐る恐るだったが、一口食べると意外に合う。というか、美味しい部類に入る。

 

豆味噌にはコクと塩分、つまり塩っ気があり、その2つの要素がソフトクリ-ムの甘さを引き立てているといえばわかりやすいだろうか?

 

ソフトクリ-ムにもミルク独特のコクがあるが、味噌のコクと喧嘩せずにマッチしている所が意外な組み合わせだと思った。

 

 

 

 

【そして感想】

私のカクキュー八丁味噌の工場見学の感想だが、休日に子供を連れて出かける時、こういった工場見学のありだろうと思った。

 

その理由は、生活に密着しているからだ。

 

味噌はほぼ、毎日食べているが、その作り方や歴史、また製造現場など知る人はほとんどいない。そんな中、こういった工場見学は無料なうえに体験と共に知識も広まっていく。

 

お金をかけるだけの観光地巡りが休日の過ごし方ではなく、また子供との出かけるスポットではない。

 

あとカクキュー八丁味噌は場所的に岡崎城やもうひとつの八丁味噌である、まるや八丁味噌とセットで訪れても良いだろう。

 

もしかすると、子供の夏休みの自由研究のネタのひとつになるくらいの濃さだと思った。

 - 愛知(三河)