2019年の名古屋まつりは、10月19(土)、20(日)に開催されることが決まった!
この祭りは名古屋市で一番大きな祭りで、2019年つまり令和元年で第65回目という歴史ある祭り。
2日間にかけて様々な催しが行われるが、メインは何といっても織田信長、豊臣秀吉、徳川家康といった名古屋市にゆかりがあり、全国区の戦国武将となった3人を中心とした英傑行列だ。
毎年ほぼ、同じ様な行列になっているが、これを見に大勢の観光客で賑わうという、名古屋では定番の祭りとなっている。
では過去のイベントの様子と私の感想などを紹介しよう!
【無料開放の施設も】
まずあまり知られていないのが、名古屋まつり当日は、名古屋市内の市営の観光地が無料開放されるということ。
例えば名古屋城や東山動物園など、10近くの施設が無料開放される。
これらの観光地を地下鉄フリ-パスのドニチエコきっぷで巡りまくるか家族連れも多い。
【会場は久屋広場周辺】
名古屋まつりの会場は広いというか、至る所で様々な催しが行われている。
以前、熱田神宮でも名古屋まつり関連と称して、古武術大会が行われていた。しかし、メインとなるのは久屋大通公園周辺だ。
なので、名古屋まつり行こうとするなら、久屋大通公園に向えば良い。
行列もすぐ近くを通る。
【オアシス会場もある】
久屋大通公園周辺がオススメの理由は、オアシス21も会場になるからだ。
飲食店も多いし、会場ではいろんな地方の観光PR展も行われていた。
また御当地アイドルや各地のB級グルメ屋台など、久屋大通公園に来れば行列の時間まで退屈することはない。
あと名古屋まつりのパンフレットもこの会場で配布しているので、まずはそれをゲットしよう!
【そして行列】
名古屋まつりの英傑行列は、名古屋の大通りを思いっきり封鎖して行われることで有名だ。普段、車がバンバン走っている大通りだが、この日ばかりは歩行者天国。この大通りを行列が通るのだ。
まずは織田信長。
彼の居城は名古屋市から北に10キロくらいの愛知県清須市の清州城が有名だが、彼が生まれたのは現在の名古屋城が建つ前にあった那古野城という城という説がある。
また桶狭間合戦に向かう途中や尾張国を統一するために現在の名古屋市内を庭のごとく走り回ったのだろう。
次に大坂城で有名な豊臣秀吉だが、彼は現在の名古屋市中村区の出身といわれている。もっと詳しく言うと、彼が生まれた村は現在中村公園という公園になり、秀吉を祀った豊国神社がある。
秀吉は天下を統一したので、名古屋生まれの天下人ということなのだ。
そして江戸幕府を開いた徳川家康は、愛知県岡崎市生まれなのだが、関ヶ原合戦後に築かれた名古屋城は、彼の命で築かれたということは、あまり知られていない。
また幼少期に敵だった尾張の織田家により、現在の熱田区に幽閉されていた時期もあり、この人も名古屋ゆかりの人物ということ。
また行列には姫もおり、勇ましい武者だけではなく、行列に花を添えてくれる。
また2015年には、名古屋のアイドルユニット・SKE48の元メンバーである松井玲奈さんも行列に参加した。
歴史ゆかりの人物だけではなく、こうしたサプライズも毎年組み込まれているので、これも名古屋まつりの楽しさのひとつではないだろうか。
名古屋の街でも最大の祭りなので、まだ行った事がない人には特にオススメの祭りである