新東名高速道路の長篠設楽原pa(パ-キングエリア)がオープンした!
ちなみに長篠設楽原の読みは、『ながしのしたらがはら』だ。
ここは新東名高速道路のpaなのだが、普通のパ-キングエリアと少し違い、かなり戦国時代を意識したものになっている。
その理由は、今から400数十年以上前の戦国時代、この長篠設楽原周辺は織田信長と武田勝頼が戦った古戦場があるからだ。
その地域の特色を活かしてパ-キングエリアも戦国風になってしまったのだが、これが変わり過ぎていてなかなか楽しかった。
ということで、今回は長篠設楽原下りのレビューを書いてみようと思う。
下りなので、東京から名古屋に向かう時に訪れる事ができる。
長篠設楽原パーキングエリア下りの住所:新城市富永住居田
一般道の下道から新東名高速長篠設楽原パーキングエリアへの行き方
新東名 長篠設楽原PA(下り)のオープニングセレモニー | トラベル Watch
店内に入っている店舗の様子。反対側の上りと比べるとかなり広く、お土産も愛知県はもちろん、近隣の静岡県のお土産なども揃っている。
そして他の東名高速道路のパ-キングエリアと違うのが、戦国もののお土産が豊富ということだ。
定番のまんじゅう、クッキーといったスイーツはもちろん、いろんな戦国グッズも販売していた。
そして食堂も戦場をイメ-ジしたものになっている。
今回、私がオーダーしたのが徳川家康鯛天丼。¥1,200だ。
これは徳川家康の好物といわれる鯛の天ぷらをはじめとする様々な天ぷらがドカッとのった丼ぶりになっている。
まずは味噌汁。
味噌汁は愛知県特有の豆味噌(赤味噌)だ。
私は名古屋市に住んで長いので、赤味噌は定番なのだが、高速道路の利用者は東海地方以外の人達も多い。
普段、白味噌や合わせ味噌を飲んでいる人達には、赤味噌はどの様に思うのだろうか?
そして天ぷら。
メインの鯛に行く前に野菜から平らげる。写真は那須の天ぷら。
噛みしめると『ギュっ』とした食感の後、ジューシーな口当たりが嬉しい逸品だ。
そして鯛の天ぷら。
徳川家康の好物らしいが、戦国時代にも天ぷらの油料理が日本にあったのかという疑問はさておき、白身の鯛が甘辛いタレになじんでこれもうまい!
大きめの鯛が2切れ入っている。
外に出ると、織田信長本陣跡という看板に気が付いた。
私は戦歴史の事はよくわからないが、合戦の時の本陣跡なのだろう。今では神社になっていた。
●感想●
さて、私の長篠設楽原pa下りの感想だが、上りの倍くらいの規模がある事に驚いた。
同じ新東名高速道路にある岡崎サービスエリアは、上りと下りがひとつになっているのだが、長篠設楽原サービスエリアは上りと下りが別で、規模も大きく違うので、新東名高速道路を使った観光旅行では両方チェックしてみる事をオススメする。
また私は歴史には詳しくないが、戦国時代に詳しい人なら普通の人よりも楽しめるだろう。
あと下道からも来る事ができるので、新城市や東三河の観光地をセットで楽しめるところもポイントが高いと思う。
そして私が個人的に気にいったのが自動販売機だ。
外に出ると自動販売機が並んでいるのだが、よく見ると戦いの様子を再現した自動販売機になっている。
スタッフの人に聞いた話だが、これはかつて織田信長と武田勝頼が戦った長篠設楽原合戦ということだ。
ちなみにこの自販機でなにか飲み物を買うと、戦国武将がコメントしてくれる。
いろんなバ-ジョンがあるみたいなので、注意して聞いてみたい。