タンメン好きの方にイチオシの店舗がある。それが桶狭間(おけはざま)タンメンだ。
※桶狭間の読みは おけはざま
桶狭間と聞くと、戦国時代の桶狭間の戦いを思い浮かべる。
ではなぜ店舗の名前が桶狭間かというと、この桶狭間タンメンを経営している株式会社JBイレブンの本社が、かつての古戦場の名古屋市緑区桶狭間切戸にあるからといわれている。
では、そんな桶狭間タンメンはどんなものなのか?早速現地レビューに行ってみよう!
桶狭間タンメンの注文方法
桶狭間タンメンには、3段階に分けた注文方法というものがある。まずはラーメンのベースとなるスープを醤油と塩から選ぶ。私は醤油をチョイスしてみた。
しかしここで注意することがある。それは基本のスープには辛味タレが1杯入っており、すでにピリ辛の状態だという事だ。辛いのが苦手な人は、必ず辛味タレ抜きでオーダーしよう。
次にトッピングを選ぶ。半熟煮玉子やバターもアクセントになり美味しそうだが、今回は初めての来店という事で、できるだけノーマルを味わいたく、トッピングは無しにしてみた。
最後に選ぶのはセットだ。ラーメン単品で食べたい人には必要ないが、定食ということで一緒に食べたい人にはオススメだ。
セットメニューを選ぶ時に戸惑うのが、ちょっとした専門用語になっているという事だ。
例えばタンギョウというのは、タンメンの餃子(ギョウザ)セットという意味で、タンカラというのは、タンメンの唐揚げ(カラアゲ)セットという意味。ここではタンギョウセットを注文してみた。
あと、ご飯のセットの場合は、白米と十五穀米のどちらかを選ぶ事ができる。
ということで今回は塩タンメンのタンギョウ・十五穀米セットを注文してみた。
まずスープ。醤油べースだがアッサリしており甘辛い。背油も浮いている。
そしてタンメンといえば野菜。細かく刻んであり食べやすい。しかし個人的にはもう少し野菜のボリュームが欲しいと思った。(有料で追加アリ)
そして麺は細麺のストレ-ト。博多の豚骨ラ-メンみたいな細麺だ。このストレ-トな細麺が必要以上にスープに絡む事がないので、スルっと食べる事ができる。
各調味料の使い方
また各テーブルやカウンター席には、追加の無料調味料が置いてある。内容は酢、追加スープのタレ、辛味調味料など。これは好みに合わせて使用するのが良いだろう。
特に辛味調味料は要注意だ。その理由は、これは私の体験だが、最初から辛味調味料を入れてしまうと、基本ベ-スの味がよく分からなくなるからだ。
これを解消する方法は、最初はノーマルで味わい、三分の一もしくは半分くらいになったところで追加すると良いだろう。すると薄味⇒辛味という味の変化が分かりやすい。
もし食べたりない人は、替え玉が100円で販売されているので、これを利用するのも良いだろう。各テーブル席やカウンター席には、無料で追加のスープのタレも用意されているので、替え玉でスープが薄くなった場合も安心だ。
私の感想
私の桶狭間タンメンの感想だが、タンメンだが野菜を味わうというより、ラ-メンそのものを味わう要素が強いと思った。
またメニューの組み合わせや調味料の追加で味も変わるので、辛いのが苦手な人などは要注意だが、辛さOKの人はいろんな味に挑戦するのも良いだろう。
あと個人的にネックだと思ったのは、まだ店舗が少ない事だ。これは今後解消するかもしれないが、いろんな地域に出店してもらい、是非。タンメン好きの人の意見を聞いてみたいと思う。