新東名高速道路・新城IC(インターチェンジ)すぐの道の駅・もっくる新城に気になるレストランがある。
それが、お惣菜バイキング・もっくるだ。
何が気になるのかというと、ここのバイキングは一風変わっていて、新東名のICから近いという事もあり、週末になると静岡県や名古屋市方面からも、このバイキング目当てに来る人がいるとか。
いったい何がそんなに良いのか?
今回は実際に食べに行ってみた!
モ-ニングの時間帯は8時~10時30分までで、特徴は卵かけごはんが食べ放題という事。
ランチは11時から15時まで。
夜には外の屋台で、よなきラーメンが人気だ。
店内の様子。
ふんだんに木材を使っており、店内全体に木の香りが広がっている。テーブルも椅子も木製だ。
もっくる新城の特徴はこの木材で、地元のものかどうかは分からないが、とにかく木に包まれている道の駅といっても良いだろう。
ちなみにトイレもたくさんの木材を使用してある。
ではバイキングのスタ-トだ。
器は主に9品用と3品用の2種類。少量を少しずつ楽しむスタイルだ。
ドリンクもフリー。
この日はウ-ロン茶、フル-ツミックス、コ-ヒ-(ホット・アイス)お茶などがあった。
特にホットコ-ヒ-は、ボタンを押すとコ-ヒ-豆から挽くという、セブンイレブンにある様な機械で、出来上がると良い香りがする。
さて、品数が多い、もっくる新城のランチバイキングだが、一通り食べてみて大きな特徴が3つある事に気が付いた。
これからもっくる新城でランチバイキングを食べる人達のために、その3つの特徴をシェア(共有)したいと思う。
【特徴その1】野菜が新鮮で豪快
もっくる新城のランチバイキングを食べてすぐ気付くのが、野菜の鮮度とカットの豪快さだ。
シャキシャキ感はもちろん、カットもスタッフのおばさんたちが豪快に切ってくれている。
また、しめじなどのキノコ類も、ス-パ-で販売しているものより大きめなのだ。
【特徴その2】ジビエ料理が珍しい
ランチバイキングで忘れずにチェックしておきたいのが、ジビエ料理だ。
ジビエとはフランス語で、狩猟などで得た天然の野生鳥獣の食肉の事。
つまりイノシシや鹿の肉の事だ。
もっくる新城では、ジビエの焼きそばや鹿肉のボロネ-ゼなど、普段、あまり食べる事がないメニューがいくつかある。
ちなみにこちらは鹿肉カレー。
私は鹿肉を食べたのはこれが初めてで、食べてみた感想だが、肉は煮込んであるせいか柔らかく、独特の風味があり、ノーマルで食べるとどんな味なのか気になった。
鹿肉の特徴なのか、またカレーの調理法なのか分からないが、少し塩分が高かった様な気もする。
【特徴その3】味噌が美味い
豆味噌文化圏の東三河地方なので、味噌も豆味噌(赤味噌)をふんだんに使っているのだが、味噌の特徴を活かしたメニューもいくつかあった。
そんな中、私のお気に入りは味噌チーズフォンデュだ。
本当は串に刺して、チーズフォンデュみたいに食べるそうなのだが、この日は串が切れており、パンや野菜に直接食べる事になった。
それでも美味い!
味噌のコクとチーズの風がやたらにマする。しかもどてかつみたいな名古屋めしの様にコッテリしておらず、どちらかというとアッサリしており、それでいてインパクトは大きい。
この味噌チーズフォンデュは、必ずチェックしておきたいメニューだ。
【私の感想】
私のもっくる新城のランチバイキングの感想だが、ここのバイキングは内容を考えるとコストパフォ-マンスに優れた、おすすめのバイキングだと思った。
その理由は上記の3つの理由である、野菜、ジビエ、味噌の特徴があるからだ。
またインターチェンジの目の前でアクセスも便利だし、近くには日本100名城に指定されている戦国時代の城跡・長篠城(ながしのじょう)という観光地もあり、食事+観光で来る事もできるからだ。
しかし良い点ばかりではなく、改善してほしいと思うこともあった。
それは料理の配置方法だ。
器を取ってから、料理を取る導線が一直線なので、先頭の人がどれを食べようかと迷ったり、掴むのに手間取るとすぐに渋滞してしまう。
また一直線であるために後戻りができず、食べたいものに気付いていないとまた並びなおし!という事になる。
この改善方法は、料理を置いている部屋の中央にテーブルを置くだけで解決できる。
以前、レビューした味噌蔵ビュッフェバイキングの、はと味噌レストラン伝がそのスタイルなのだ。
正直、取りやすかった。
まあ、店内のスぺースなどの問題もあると思うが、土日祝日の開店直後などは、混雑覚悟で行ってみよう。
もちろん帰りは、道の駅内の野菜売り場で、地元産の野菜やお土産チェックもお忘れなく!