愛知県西尾市に老舗の味噌蔵がある。それが1861年創業の蔵元、はと屋だ。
はと屋は工場見学をはじめ、近くにある西尾城ゆかりのものが展示してあるちょっとした資料館や味噌の作り方を学ぶ事ができる味噌知るツア-などを企画している。
それら味噌蔵と周辺をみそパークとして整備してあり、西尾市のちょっとした観光地にもなっている。
今回はそんなみそパークに普段食べている味噌の事を学びに行ってみた。
はと屋の味噌を仕込む桶は、杉でできており、大きさは六尺(約180cm)もある。
明治時代に作られたものがほとんどで、そう考えてみると約100年間使っていることになる計算だ。また味噌桶は長く使い込む事によって、味噌の成熟に大切な麹菌(こうじきん)が住み続け、結果、美味しい味噌を作る事ができるそうだ。
またひとつの桶に入っている味噌の量は約4・5tもあり、これを味噌汁にすると30万杯の味噌汁が作れるそうだ。
あまりに量が大きいのでピンと来ないかもしれないが、4人家族で毎日3食、つまり1日に12杯味噌汁を飲んだとして、なんと68年分の味噌ということだww
そして体験館では、オリジナルドレッシングを作る料理教室や、はと屋の歴史を動画で見学できたりする。
そしてちょっとした資料館があり、ここで意外なものを発見した。なんと西尾城の瓦とシャチホコだ。
まず瓦には、西尾城主だった松平家の家紋・葵が付いている。松平家は徳川将軍家の親戚の家柄なので、家紋も葵なのだとか。
将軍家は三つ葉葵という葵の葉っぱが3つあるのに対し、西尾城主だった松平家の瓦は一ッ葉葵が刻まれている。
そしてシャチホコといえば名古屋城を思い浮かべるが、西尾城にもあった様だ。
このシャチホコは明治の廃藩置県で西尾城が取り壊される時、二度と利用できないように破壊される予定だったが、あまりにも残念ということで、しっぽだけを欠けさせたのだとか。
歴史好きの人や城好きの人にはオススメの展示物だ。
そして味噌知るツア-を終えると、終了証がもらえる。これで私も味噌汁博士だwと思いきや、実はこれは初級認定講座だった。
中級、上級はあるのだろうか?味噌の世界も奥が深い。
味噌知るツア-を終了後にお土産をもらえる。今回はかける味噌と味噌まんじゅうだ。
また併設している売店では、味噌に関する商品をたくさん販売している。味噌もいろんな種類があり、私のオススメは3年ものの味噌。
少し固いが、通常の味噌よりコクがありまろやかになっている。
さて、私のみそパークの感想だが、ここは西尾城とセットで訪れるのがおすすめだと思った。
その理由は西尾城にも近いし、はと屋が経営する味噌料理のレストラン・味噌料理自然食ビュッフェ伝もあるからだ。
これらみそパークと西尾城、そしてレストランで半日コ-スくらいだろうか。またにはこういったテーマパークも良いだろう。